2013年11月27日水曜日
縁の下
動き始める者と書いて
“始動者”
指示を出す指導者より自ら動き出すほうが効果的だとわかったここでの生活。
この3年半、いや、中学、高校、大学でいろいろな責任を与えられてきて学んだこと。
人を動かすということはたいてい簡単なことではない。 ということ。
だから、口より先に自分が行動する。
周りの人にやってほしいことを自分から行動に出す。
それが一番の人を動かす原動になる。とお父さんに教えてもらったことがある。
それが大変なときはもちろん山ほどあって。
面倒くさいと思うことばかりで。
特にここ数年は仕事に勉強に人間関係に結婚の準備に
こんなに忙しいと思ったことはない日々のなかで
計画がうまくいかないこと、
周りの人が動いてくれないことにイライラすることも何度もあったり、
どうして自分だけこんなに苦労しないといけないんだろうって落ち込む日もあって。
たまには不平をいいたくなったり、動かない人をみると腹が立つこともあったけど
だけどそのおかげで
縁の下でがんばってる人に感謝できるようになって
だれかの小さな努力に気づけるようになって
ささいなことに感謝できるようになって
がんばってる人をみて、その人みたいになりたいと思える自分がいて。
こんな環境でリーダーシップをトレーニングしてもらえる機会に感謝できるようになった。
世界中からきた違うバックグラウンドをもった人たちと働くときに
その人の表だけの人柄だけじゃなくて
その人がなぜそういう考え方をするのか、その人の背景を考えることを学び、
そういう人とどうやって接していくか考える力をトレーニングされ、
今できることを楽しんで行うことを選べるようになった。
自分を成長させてくれる機会に感謝できるようになっている自分がいて。
いろんな人種、文化、育ちの違いを持った人たちとすごすなかで、自分の考え方や常識によっては信じられないことがたくさんあってカルチャーショックを覚えてきたけど
おかげでいろんな考え方、文化のちがい、自分の視野の狭さにきづかされてきて。
リーダーになるって本当に大変なことだなーと実感したここでの生活。
仕事でも学校でもいろいろ大変なことあるけど
デビンが教えてくれたことばで
自分の考え方をかえてくれたのが
”Everything is about perspective”
すべては自分の考え方次第。という意味。
悪いこともいいことも、成功も失敗も、いやなことも、たのしいことも、
すべては自分のこころがきめるということ。
まさにその通りだなと
そんなことを学ばせていただいている大学での生活に感謝でいっぱいになった今日このごろ。
いよいよ今週の土曜日はタレントショー。
その準備、心配で数日頭痛がひどいけど
このタレントショーを準備する中でたくさんの人の親切にふれた。
企画、運営、準備、サポートをいちからねりあげて作ってくれた人たち、
いっしょに交渉手伝いにいってくれた人、
学校や自分のことでいっぱいいっぱいなはずなのに
時間を割いていっしょに準備てつだってくれたひと、
荷物運んでくれたり、
宣伝手伝ってくれたり、
応援してくれるひとがたくさんいて
感謝でいっぱいになった。
たくさん時間をさいてこの準備をしてくれている仲間たちひとりひとり。
それを応援してくれる周りの人たち。
みんなで力をあわせて作っていくこの機会。
本当にこんな経験は特別だなと。ひとりむねがあつくなった午前1時。
人生ってすばらしい。
といろいろひたって、寝る準備をしていたら
そばで寝ている熊さん、2日後の誕生日を目前にいい夢でも見ているのか
また口をもぐもぐさせながら何か言ってる。
なんだ、こいつ。 笑
2013年11月23日土曜日
いい夫婦の日
11月22日 日本ではいい夫婦の日と知られてる今日、
デビンが今働いている職場をあと数日でやめるということで
職員割りがなくなるまえにどうしてもやりたいことを!と
最後にまだ挑戦していなかった四輪バギーツアーにつれていってくれました。
バギーがこんなにすごい乗り物だとは思いもしない私は
なれない運転に大パニック。笑
緊張しながら2時間ほど走らせ、
あんなにドキドキしたのはいつぶりか。
と思うぐらい迫力のある乗り物に乗ってぶつからないように、
転ばないように山、川、谷をかめめぐり、
映画の撮影現場やクアロアの隠れスポットを走り回りました。
その距離、直径なんと東京ドーム730個分。にぎりつづけた手のひらがつりそうになりながらもただひたすら係のお姉さんについていき、
ながめた景色はまさに ぴ か い ち!
こんなに自然が広大で美しいものなんてしらなかった。
映画の撮影現場たち。
ハワイに住んでいてよかったなーと思えた瞬間。
牛や馬をひきそうになりながらも
どうにか生きて帰ってきたときにはどっと疲れがでたけど、こんな思い出深い1日はなかなかない。
いい夫婦の日の活動終了。
まだまだ相変わらずな二人だけど、
すこしづつチームワークが出て夫婦らしくなりつつあります。
ハワイですごせる残り数ヶ月、しっかりいい思い出をつくっていけたらいいなー。
2013年11月18日月曜日
デビンのお母さん2
一度冬がくるかと思ったハワイの11月も
また、あつくなってきて まだまだ扇風機が必需品な今日この頃。
おかげさまで
デビンのお母さん元気になっています。
なんだかんだでずっと心配してて
誕生日ディナーからのデビンの調子もおかしく、
強がっていたもののやっぱり心配してるんだろうな。一人息子。
大丈夫、大丈夫っていってたけど
悩んだ顔ばかりしていたここ一週間。
大学院はいったらなかなか家族とすごせなくなるよ。と説得し、
今時間あるうちは週末ぐらいはできるだけ実家にいってみようよと話し、
今日は二人でホノルルまでくりだした。
せっかくだから夕食作ってあげようよと
スタミナつくようにニンニクのきいた餃子と
冷蔵庫に残ってたチキン、
それから最近はまってるふじかベーカリーのパンを焼いて(笑)
いってきました。
お母さん、調子はずいぶんよくなったようで数日前から仕事に少しずつ復帰してるとか。
めまいもけっこうよくなってるようでちゃんと歩いておりました。
ふじかとでびんがつくったなぞの餃子と唐揚げディナーもおいしく食べてくれて
もらったドテラオイルで足と肩をしっかりもんで帰ってきました。
お父さんもいつもはとてもいそがしいはずだけど今日はゆっくり、
家族水入らずで昼寝したり、料理したりでいい時間がすごせました。
本当に本当によかった。
ひさしぶりに家族で過ごしてうれしそうなデビン、お父さん、お母さん。
そんな三人のすがたみてふじかも一安心。
こんなにたくさんのおみやげまでいただきこれからも定期的にご飯食べにこようねとデビンと話しいろいろ話した帰り道。
いろいろ大変なことがあるけど今こそ家族が一緒に力あわせるばんじゃないかなと思う。
こんなことしかできないけど
シンプルなことのようだけど
きっとこれが一番のお母さんの治療。はやくよくなれ。
ハワイにいるうちにたくさんたくさん親孝行しないとね。
沖縄の家族にもこうできたらいいのにな。
2013年11月17日日曜日
ホノルルマラソン
3年前に一度ホノルルマラソンにでた。
人生の節目の記念に。
とおもって
こんな自分だから。
何事も途中であきらめてしまう昆布のような性格な自分にいやけがさして、
あんなに気合いをいれて自分を改革しようと思った時は人生初めてだったんじゃないかな。
練習の回あって3年前の今頃、金城ふじかはホノルル完走するという大きなゴールを達成した。
2時間この小さな町でさまよい、
結局申し込みの支払いのお金で朝マック。笑
こいつらやる気なし。ということで ちかくの卵屋さんにたちより、寄り道いろいろしながらスキップして帰りましたとさ。笑
3年越しのマラソン、人生を改造どころか
体系改造に力入れないといけないと実感中の今日この頃。
3年まえに一緒に走ったあかりと
こんなんで42キロ本当に大丈夫なのかうたがうどころかあきらめきってる所だけど、
人生、これぐらい気楽にいきれるように成長したんだなーってちょっと誇らしげになった自分たちを見つめ直して
たくさん笑った土曜日。
こんなくだらないことにつきあってくれる仲間がいるって本当に幸せだなとおもった日。
あんなに自分の体力にむち打ったこと人生でなっかったから
5時間半はしって終わった後の感動がはんぱなくて一人涙をふいた。
あれから3年、人生の大きな節目の記念にと、あの日もう二度と走らない、(走れない)ときめたホノルルに挑戦しようと心にきめたわたしは、あのときとは違って全然準備を整えないまま今に至る今日この頃。
さすがにやばいだろーと昨日の夜に聞いた「Strides for Africa」という地域でもようす5キロランの大会にさっそくはりきって出ようと誓った私たちは、早速申し込みして、今朝9時にスタートの予定で。
しかーし、集合場所をさがすのに5キロ歩いたんじゃないかっていうぐらい迷い、
あげくのはて到着したのがこちら。笑
2時間この小さな町でさまよい、
結局申し込みの支払いのお金で朝マック。笑
こいつらやる気なし。ということで ちかくの卵屋さんにたちより、寄り道いろいろしながらスキップして帰りましたとさ。笑
3年越しのマラソン、人生を改造どころか
体系改造に力入れないといけないと実感中の今日この頃。
3年まえに一緒に走ったあかりと
こんなんで42キロ本当に大丈夫なのかうたがうどころかあきらめきってる所だけど、
人生、これぐらい気楽にいきれるように成長したんだなーってちょっと誇らしげになった自分たちを見つめ直して
たくさん笑った土曜日。
こんなくだらないことにつきあってくれる仲間がいるって本当に幸せだなとおもった日。
2013年11月10日日曜日
もうひとりのお母さん
もう一人の大切なお母さんが
2週間前に脳梗塞で倒れたことを
なぜかデビンは隠していて、
昨日デビンのお母さんの誕生日ディナーにいった席で
まっすぐに立てない、目の前で真っ青な顔でずっと嘔吐をくりかえしているお母さんをみて
なにがなんだかわからなくなって
あの元気なお母さんから変わり果てたすがたになっているお母さんを目の前にして
ショックでショックでたまらなかった誕生日ディナー。
2週間前に救急車ではこばれたことは聞いていたものの
その理由は耳からくるものだったってデビンがいうから
安心していたのに。
まさか脳梗塞だったなんて。なんでいってくれなかったんだろう。
発見が早かったおかげで、まひは今のところないようだけど
そのせいかめまいと吐き気がとまらないとのことで。
昨日のディナーのレストランで症状が悪化してうごけなくなり、嘔吐がとまらなくなって
かえりも歩けなくなってしまったので
男たちに車までゆっくりはこんでもらい、あまりに顔色もわるいから病院いった方がいいんじゃないかといったんだけど、お医者さんもこのことはしってるから大丈夫だと必死に笑顔をつくっているお母さんをみながらふじかはもうなんともいえない気持ちになって昨日かえってからもなかなか寝付けず、今日起きてからもずっとお母さんのことを考えてばかりいるふじか。
嫁として、娘として、心配で心配でしかたないのに何もしてあげられないことが悔しくてひとり涙が止まらなくなった土曜日の朝。
唯一できることはお祈りすることぐらいなんだけど、それができることに感謝しないといけないなって。
誰よりもはたらきもので、ばりばりの社長さん、
長年会社をささえ、家族をささえ、ずっとずっと働き続け、
睡眠時間をけずることにはなれているからと、私たちの結婚式に寝る時間けずってたくさんの準備をがんばってくれた。
あの披露宴のあとも世界中を飛び回ったとかできっとその疲れが原因だろうって
じつはデビンが生まれたときにも頭にむずかしい腫瘍があって、その難しい手術でスタンフォード大学病院で手術をしたとか。
デビンに兄弟がいないのはそのせいだとか。
という話を聞いたことはあったけど、そんな姿想像できないぐらい元気な優しいお母さんだった。
神様がお母さんに休憩しなさいっていってるんだろうな。
あんなに嘔吐をくりかえし、歩くのも大変なお母さんなのに、息子のために昼間はCostcoへ買い出しにいっていてくれて、帰りにはお土産渡すからとその心配までしていてくれていて。
目をあけるのすら難しいはずなのに。
それをみていた娘は一人なみだをこらえるのに必死で。
なんでこんなに無理するのかと思ったんだけど、
母の愛ってすごいなっていろいろ考えた帰り道で。
そんな帰り道にふと、結婚するときにうけた両親からの教えをおもいだした。
ー仲間家の両親を自分の両親のように大切にすること。ー
沖縄の両親はなにかあってもすぐに助けにいくことはむずかしいだろうけど、そのぶん仲間家の両親を自分の両親のように大切にしなさい。ってお父さんがいってたの思い出してまた、いろいろ考えた。
もう一人のお母さんのために、なにができるのか
できること限られているけど、娘としてなにかしてあげたい。
車でいける距離にいるからそれを感謝して
できるだけデビンと家に通うことができたらいいなと思う。
朝、連絡をいれたら昨日より少しよくなってるといっていたので少し安心。
1日でも早くよくなるようにみんなのお祈りもお願いします。
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