2014年11月6日木曜日
国際結婚の悩み2 母から娘へ
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Unknown
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16:37
沖縄にもどってあっというまに4週間。
時間の流れるスピードはゆっくりな沖縄なはずなのに
こんなに毎日が楽しくてあっという間にすぎていくことに驚きを隠せないわたし。
のこりあと1週間で寒いオハイオへもどるんだ
と考えるだけでなんだか複雑な気持ち。
でも、デビンも寒いオハイオで学校、仕事、インターンシップとがんばりながら
ひとり、ふじかの帰りを待っているんだと考えると
どうしても無事にオハイオへ戻らないとなーと自分に言い聞かせ、
今日も運動して体力作り。
おかげさまで3回の検診を無事に終え、
デビンジュニアを見ることもできた今日この頃。
今日から両親は東京へ数日旅立ってしまったので朝から二人をみおくって
ひとりのんびりすごす
めずらしく早起きの一日。
お母さんがいない間、下の階にすむばあちゃんのご飯係をたのまれたのでお母さんが残してくれたメニューをもとに味の保証のない食事をどたばた準備し配給。(笑)
一段落ついたところでゆっくり家の中を見渡してふと見つけたこのファイル。
お母さんが私を身ごもったときからつづってくれた手紙。
毎年の誕生日にお母さんからふじかへ手紙を書いていてくれて
それをこっそりファイルにつづっていたようで。
今日はこっそりこれを読みながら
ひとり子供のように泣いた。
家族での思い出やふじかの成長ぶりがたくさんかかれていて
その思い出が昨日のことのようで。
自分が母親になるのを目の前にしてあらためて
お母さんがどういう気持ちで私を育ててきてくれたのかを感じて
涙がとまらなくなって。ただただ泣いた。
こんなに大切に育ててもらったわたしは国際結婚をして遠くにいってしまって、思うように親孝行もできず、
助産婦の母の願いであった初孫の誕生を沖縄で見せてあげることができない悔しさがこみあげてきて、申し訳なさと、不安と、いろんな気持ちがあふれてきた時間だった。
なんどもなんども考えて、調べて、周りの人の意見もきいて、これが一番いい選択だと自分に言い聞かせ、オハイオでの出産を決意してきたけど
初めてのお産、不安だらけで、家族がいる、この、あたたかい沖縄にのこれたらどれだけいいだろうって毎日この気持ちと何百回も戦って。
それでもやっぱり行き着く答えはデビンのいるオハイオへ戻ることで。
父親であるこの人とあたらしい命の誕生をむかえることがふじかのできる
母親としての義務だって
あたまではわかってはいるんだけど。
でもやっぱり、体調のこと、準備のこと、母親になるということ、不安が山ほどあって。
沖縄ですごせばすごすほどここに残りたい気持ちが強くなって。ここで産んだらいいさといってくる周りの意見がふじかをただただ苦しめている日々。
それができたら苦労しないよね。
カウントダウンしてふじかの帰りを首長ーくしてまっているデビンに合うため、その気持ちを無理しておさえて、強がっている自分だけどやっぱりひとりになると涙もろくなる。
オハイオがもっと近ければいいのに
飛行機のスピードがもっと高速になればいいのに
お金がたくさんあって移動が自由にできればいいのに
と、叶いもしない願いばかりしている毎日だけど(笑)
でも、国際結婚をしなければ
こんなにもふるさとへ感謝することはなかったんだろうなと最近よく思う。家族や友達をこんなに大切に思わなかったんだろうなって。
ふるさとを離れて8年、
なんど沖縄をはなれても、いろんなところへいっても、いつもたくさんの応援団がいてくれて、いつでも喜んで迎え入れてくれる帰る場所があること、感謝しないといけない。
また次、沖縄に戻るときは
お母さんとして帰ってくるのだろうけど
そのときは産まれてくる息子にも
しっかりお母さんのふるさとのよさを伝えられるよう
がんばらないとな。
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泣きそうになっちゃったやないかーい!
返信削除ふるげんゆりか
どうりであの励まし食事の招待がきたわけだw。
削除ありがとう。ふるげんw
いやーーーー 俺はブログ読みながら涙しました。
返信削除うちの奥さんに本当に感謝です。
恐竜兄より
がんばってね! FUJIKAかかならずいいかーちゃんになるから!
恐竜兄貴
返信削除こんな葛藤と戦いながらもやっぱり奥さんとしてお母さんとしてがんばってる兄貴の奥さんにいつも感謝しないと!
今まで人ごとだったのに最近、自らそれを実感して本当になみだもろい肥満妊婦です。
兄貴にも背中をおしてもらえたことだし、これからがんばっていきます。
これからも応援よろしくおねがいします。
恐竜より